「身近に置いて供養したい」「お墓はあるけれど家での居場所に」「遠いお墓は困る」「墓じまいしたい」などなど。それぞれに理由は違いますが、近くでご供養したい思いは同じなようです。
今、ご供養の形がさまざまに変化しているさなか、どうしたらよいかと悩まれている方も多いようです。ご供養家具が少しでもみなさまの助けになればと思います。
わたしは熊本出身です。震災のあと久しぶりに神奈川から実家に帰って驚きました。ご先祖様のお墓が倒れているのです。
ずっと長男である兄がお墓の管理をしてくれていましたが、兄は亡くなり、また兄の1人息子(わたしの甥)もすでに亡く、お嫁さんがお墓のことをしてくれていました。
なんとかわたしも手伝いながらお墓を立て直したいと思い、お嫁さんと相談をしましたところ、お墓がもっと近ければ供養がしやすいとのこと。
それではと一念発起、もっとも近いお墓「ご供養家具」を今回実家に作ることにしました。
ご供養家具を開発していながら、こと自分の実家のことになると震災が起きるまで思い至らず、紺屋の白袴とはこのことです。
そしてつい先日、父の一番好きだった場所に散骨をし、また分骨用に骨壺は愛らしい形のものを大倉陶園さんにお願いいたしました。
倒れたお墓からご供養家具に移っていただくために実家のお寺さんにお経をあげていただき、親族みなで手を合わせてきました。
これからはお墓まで行かなくともいつでも家でご供養できます。
今は墓じまいをしたばかりで、これで良かったか、でも毎日皆で手を合わせられるので、きっとご先祖さまも安らかにしておられるだろうなどいろいろ考えています。
毎日骨壺を前に手を合わせご供養しております。
また今後の心境や、実家の様子などをいつかみなさまにご報告いたします。
(弊社社長談)
亡くなった主人は明るく責任感の強い自衛隊員でした。
仕事に誇りを持っていつもキビキビ力強く働いていました。
隊員の仲間の方にも人気があり、輝いていた主人。
お墓は別のところにあるのですが、リビングにいつもいてほしくて、活躍の日々の思い出を飾る、主人のご供養家具をユウキさんにお願いしました。
自宅にあるお線香立てが気に入っていたので、ご供養家具と色合わせをしていただくことにしましたが、しっくりする既製の色がなく、お線香立ての現物をユウキさんに送って同じ色でご供養家具を作ってもらいました。
ラメの入った理想の色でご供養家具ができ上がりました。
主人の記念碑が素敵にできて本当に嬉しいです。
(青森在住 奥様談)
3番目に授かった子どもが双子だったのですが、出産時に1人亡くなりました。
写真もなく、せめていつも家族のそばにいさせてあげたいと思い、ダイニングの壁にはめこむご供養家具を作っていただきました。
納骨された祭壇には見えない自然な造りで、来客があっても違和感もありません。
毎日子どもたちと一緒にみんなで手を合わせています。
とても気持が落ち着きます。
(神奈川県在住 ご両親様談)
亡くなった父は、残された家族が困らないよう生前からお墓のことについても色々調べていました。
最初は墓地に入ることを考えていましたが、手ごろな値段のお墓は家から遠くなってしまうし、貸金庫のようなお墓は味気なく感じるし。
そんなときに新聞記事でご供養家具のことを知った父は「これもいいなあ。後を継ぐ者がいないとお墓は大変だしなあ」と記事を切り抜いていました。
その父が、肺ガンで余命6 か月とわかり亡くなった後、「会いたいときにすぐ会えないお墓より、寂しがり屋のお父さんには大好きな家にいつもいられるご供養家具がいいだろうね」と家族で話がまとまり、トータルリビングユウキさんにお願いすることにしました。
実家に帰るとリビングにある父の写真に向かって「ただいまー」「また来るね、お父さん」と生前と変わらない感覚で気軽に話しかけています。
ユウキさんがリビングのサイドボードと同じ色になるように引き出しを持ち帰って丁寧に色合わせをしてくださったおかげで、違和感なく空間になじんでおります。
このご縁に感謝しております。 本当にありがとうございました。
(本文をお寄せいただいてから再度メッセージを頂戴しました。)
リビングにいられる写真の父は嬉しそうですし、母も毎日会話して楽しく過ごしております。 <本当にありがとうございました。
お墓に関しては色々な考えが増えて来ていますが、義母は、やはりお墓という形から離れられないようです。
主人の兄は独身、我が家は子どもがおらず跡継ぎがいないため、個人的にはご供養家具を勧めたいのですが難しそうです。
周りの声として、家にお骨を置いておくのはかわいそうという人もいます。
でも、いろんな選択肢があっていいと私は思うので、我が家のような話でも参考になる方がいらっしゃれば嬉しいです。
(神奈川県在住 娘さん談談)
亡くなった両親の遺骨を揃って自宅で供養したいと思い、インターネットで探していました。
母が生前に観音様を持っていましたので、ガラスケースごと一緒に飾れば母も喜ぶと思い、それが可能なものを探していましたら、ユウキさんに巡り会いました。
また、家を新築して洋間だけなので、既製の仏壇の雰囲気が合わないように思い、内装のチェリー材に合わせたものですっきりと作りたかった希望も、ユウキさんがオーダー家具の専門家だったので安心してお願いできました。
他に気になっていたことは、母が亡くなった時、位牌を作れなかったことでした。
この機会に両親ともにきちんとしたものを作りたくて、それも相談に乗ってもらいました。 すぐに紹介もしていただき、位牌も合わせて作ることができ、今はほっとして両親を供養しております。
色を合わせて作ってくださったご供養家具はとてもなじんでいます。
写真を撮ってお送りします。 ありがとうございました。
(神奈川県在住 息子さん談)
約半年間の闘病の末、姉ゆう子が亡くなりました。
長い間独り暮らしをしておりましたが、母の介護のために、二年前に実家に戻ってきてくれたのです。
私も年老いた両親も、姉の急逝を現実として受け止められず、しばらくはただ呆然と時を過ごして参りました。
本当はとても寂しがり屋だった姉のために、納骨ができるご供養家具にたどりつきました。
注文から納品まで、小原社長の温かく、なにより誠実なお人柄に深く感銘いたしました。
残された家族もいつも姉が側にいてくれるようで、今では普通に話しかけたり、愚痴を聞いてもらったりしています。
姉も家族と一緒にいられて喜んでいると思います。
納骨できる祭壇はこれからますます必要とされる時代になると思います。
少しでもこの体験談が、悩んでいる方のお役に立てるなら嬉しいです。
猫を相棒に草花を愛し、短歌が趣味でした。私が好きな姉の歌、二首です。
「初雪が降るよもうすぐ匂うんだ 窓開けて言う君の横顔」
「認知症患いし母は日替わりで ふるさとの夢みているようで」
(北海道在住 妹さん談)
とある会社の会長が自分と奥様のために生前にバラの絵の骨壺をオーダーされました。
供養にトゲのある植物はいけないというけれど、それよりも美しいものが好きだから良いんだ、と。
それをたまたまご自宅に遊びに行って目にしたのは格式ある祇園の店の女将さん。
私も欲しい!と、また違う優美なデザインで注文されました。
すっかりお気に召した女将、若女将の分までデザインを変えてオーダー。
生前に作っておくのは厄落とし、と笑いながらお話しされているそうです。
(大倉陶園お客様 A様)
大好きだった友達が亡くなった時、白い骨壷に入っていた姿を見てとてもショックでした。
おしゃれが大好きで、いつも輝いていた人なのに、あんなそっけない壺に入れられるのは寂しすぎる!
そう感じて、元気なうちに、自分と母親のために華やかなすてきな色の壺を誂えました。
いつもそばに置いておきたくなるような綺麗な壺になりました。
大好きなお菓子を入れたり、ワインクーラーにしたり、お花を飾ったりして楽しんでいます。
*実物は明るいピンク色で、写真はイメージです
(大倉陶園お客様 B様)
母が3年半前になくなりました。遺骨は自宅に置いていました。
お墓は地方にあるのですがしょっちゅう行くのには遠いのです。
最初は仏壇に納骨しようと考え、インターネットで探していました。
そこで出会えたのがご供養家具でした。
納骨することを目的に作られていたのは、ご供養家具だけだったかと思います。
デザインが洋風の我が家に合っていて、また職人さんたちがしっかりしている印象が決め手になりました。
毎日手を合わせて母と会話ができ、選択は間違っていなかったと思っています。
(東京在住 娘さん談)
3年前に3歳の息子が交通事故で亡くなりました。
最初は公営墓地を探していましたが、抽選に外れたのと、お墓自体が寂しいような気がしました。
遠いとなかなかいけないのと、お墓が石でできていて冷たい感じがしました。
そんな時にNHKの「あさイチ」のテレビでご供養家具の取材番組を見ました。
家族の反対もなく、迷わず決定しました。
毎日ご供養家具の扉を開けて一緒にいられることがよかったと考えています。
今ではこの子の居場所だと思っています。
(神奈川県在住 お母様談)
母を供養しています。母は35年前に離婚をして、今年の1月に亡くなりました。
長女のわたしが遺骨を引き取ることにしました。
費用も手間もかかる従来型のお墓を購入する気にはなれませんでした。
そんな時にご供養家具の存在を知りました。
母に私の娘たちは一度も会ったことがないのにいつも祖母のことが話題になり、家族の絆が一層増した感じがします。
納得して気持ちを込めて供養ができれば形はいいのではないのかと考えます。
また育児などで一人悶々としているときに、ご供養家具を前にすると、母の存在を身近に感じられて、おかあさんだったらこんなときはこうするかな、と背中を押してもらえるような気がします。
(神奈川県在住 娘さん談)
お母さん、長い間お世話になりました。お疲れさまでした。
これからはゆっくり休んでくださいね。
お母さんがいつも家の中にいてくれるようご供養家具を作りました。
祭壇の金箔色和紙で仕上がっているバックパネルの裏には、和紙に「感謝」の文字を私が書いて貼ってもらいました。
心のこもった祭壇ができました。
お母さんが喜んでくれていると思い、私まで嬉しい気持ちです…。
(神奈川県在住 娘さん談)
急に母が亡くなり、気持の整理もつかないままユウキさんにご供養家具をお願いしました。
急ぐ日程で無理をお願いしましたが、無事に届けてもらえて安堵しました。
実物を見てとても感動しています。重厚感があり傷もなくきれいです。安心しました。
内蔵のライトが切れたとき交換できるか心配でしたが、交換できるとの説明もしていただきました。
これから何十年、いやそれ以上に後世に伝えていかなければならないということと、本当に母は亡くなってしまったんだ・・・、という気持と、ご供養家具を見ながらさまざまな思いが湧き出しています。
本当にありがとうございます。。。。の言葉しかありません。
大切に、使わさせていただきます。
(大阪府在住 息子さん談)
将来は墓地に埋葬しようと思い、仮の供養場所としてご供養家具を頼みました。
私の場合は全く突然の他界による別れだったため、なんとか早く落ち着きたい気持と、まだ身近に置きたい気持とが、このような形になったように思います。
4年になりますが良かった、と思っています。
(新潟県在住 70代男性談)
(文中の年月日などは声をお寄せいただいた当時のままで表記してあります)